自分や大切な人を守るために必要な準備と被災時の感染対策 防災関連情報まとめ

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今から備え、できること災害時に役立つ「正しい感染対策」
に関する
情報を提供します。

自然災害には、台風や大雪のような
天気予報から事前に予測できるものや、
地震、津波、土砂崩れのような突発的であり、
すぐに避難が求められるものがあります。
そのような時に、慌てず避難ができるように、
災害時に起こりうることの
把握と事前の準備が大切です。
そのひとつが感染対策。
日常生活を変える大きな災害が起きた時、
ライフラインの遮断や避難所での生活などで、
感染のリスクが増大し、感染性胃腸炎などの
感染症が流行しやすくなります。

災害時に
起こりうること
  • 1断水、停電、ガスの供給停止などライフラインの遮断
  • 2交通規制による物資配給の遅延(食料、衛生資材)
  • 3避難所生活による住環境の快適性の低下(暑さ、寒さ)
  • 4プライバシー確保困難など、共同生活でのストレスによる免疫機能低下
  • 5人との接触増加や共用施設利用による、感染源の持ち込み
  • 6基礎疾患をもつ避難者の治療への影響

断水が起こると、水洗トイレの利用、手洗い、
食器洗い、歯磨きなどが十分にできなくなります。
さらに、栄養不足や睡眠不足、ストレスによる免疫機能の低下も。
避難所で体調不良の方がいても、隔離が難しい場合もあるため、
感染症から自分や大切な人を守るために、
感染対策グッズも準備しておきましょう。

防災袋にプラス!緊急時に備えておきたい

使用期限を定期的に確認しましょう。

グッズ 用途 防げる感染
マスク
  • ・咳やくしゃみの症状がある時の咳エチケットとして
  • ・喉の乾燥対策
  • ・土ほこり、アレルギー対策
飛沫感染
石けん、ペーパータオル
  • ・水がある時の手指衛生
  • ・タオルは洗濯ができない可能性もあるため、濡れた手を拭くためのペーパータオルが必要です。
接触感染
アルコール擦式
手指消毒薬
・水が無い時の手指衛生 接触感染
ウェットティッシュ
  • ・手や体を清潔に保つために
  • ・水が無い時に、入れ歯のケアとして
  • ・環境の拭き取り
接触感染
液体歯磨き/
歯磨きシート
  • ・水が無い時の口腔ケア
誤嚥性肺炎
サランラップ
  • ・水が無い時に食器洗いができないため、食器の上に敷くなどして使用
食中毒
使い捨て手袋
  • ・便や嘔吐物、血液などに触れる時は手袋を着用
接触感染
大人用紙おむつ
  • ・共用のトイレが使いづらい場合や、夜間に避難所のトイレ移動が難しい場合など、おむつを使用し、我慢はしないようにしましょう。
尿路感染症
  • ・飲料用以外にも、手洗いや歯磨きなど必要になるタイミングが多々あるため、多めに準備。傷口の洗浄にも使えます。
接触感染
絆創膏
  • ・災害時に怪我をした場合に使用
  • ・医療機関の受診が第一優先ですが、まず傷口は水で洗浄して汚れを落とし絆創膏を貼り、傷口からのばい菌(病原微生物)の侵入を防ぎましょう。
破傷風
マスク
用途
  • ・咳やくしゃみの症状がある時の咳エチケットとして
  • ・喉の乾燥対策
  • ・土ほこり、アレルギー対策
防げる
感染
飛沫感染
石けん、ペーパータオル
用途
  • ・水がある時の手指衛生
  • ・タオルは洗濯ができない可能性もあるため、濡れた手を拭くためのペーパータオルが必要です。
防げる
感染
接触感染
アルコール擦式手指消毒薬
用途
  • ・水が無い時の手指衛生
防げる
感染
接触感染
ウェットティッシュ
用途
  • ・手や体を清潔に保つために
  • ・水が無い時に、入れ歯のケアとして
  • ・環境の拭き取り
防げる
感染
接触感染
液体歯磨き/歯磨きシート
用途
  • ・水が無い時の口腔ケア
防げる
感染
誤嚥性肺炎
サランラップ
用途
  • ・水が無い時に食器洗いができないため、食器の上に敷くなどして使用
防げる
感染
食中毒
使い捨て手袋
用途
  • ・便や嘔吐物、血液などに触れる時は手袋を着用
防げる
感染
接触感染
大人用紙おむつ
用途
  • ・共用のトイレが使いづらい場合や、夜間に避難所のトイレ移動が難しい場合など、おむつを使用し、我慢はしないようにしましょう。
防げる
感染
尿路感染症
用途
  • ・飲料用以外にも、手洗いや歯磨きなど必要になるタイミングが多々あるため、多めに準備。傷口の洗浄にも使えます。
防げる
感染
接触感染
絆創膏
用途
  • ・災害時に怪我をした場合に使用
  • ・医療機関の受診が第一優先ですが、まず傷口は水で洗浄して汚れを落とし絆創膏を貼り、傷口からのばい菌(病原微生物)の侵入を防ぎましょう。
防げる
感染
破傷風

おしえてQ&A

災害時に水もウエットティッシュも消毒薬も無いような極限状態で、手をきれいにする方法はありますか?
もしこのような状況になったら、物理的に手の汚れを落とす方法がないか、考えてみましょう。例えば、乾いたきれいな布に手を数分間こすり続けることで、手に付いた菌の数が減ったとの報告もあります。災害時の極限状態で、どのような方法が効果的かはまだ世界的にも知見が少なく、今後も引き続き検討が必要です。(感染対策コンシェルジュより)

高齢者、基礎疾患や障がいのある方免疫の働きが弱い人のための

免疫の働きが弱い時の感染は、合併症や重症化のリスクが伴います。
避難所では体調の変化に注意し、薬の飲み忘れなどに気をつけましょう。
周囲の方も声かけを行い、変化に気付くようにしましょう。

  • 薬、お薬手帳、保険証
  • 紙おむつ
  • ウエットシートや
    入れ歯洗浄など
    体を清潔に保つもの
  • 脱水や熱中症対策
  • 杖やおんぶ紐(移動の補助)

高齢者、基礎疾患、障がいのある方の
避難所生活について詳しくはこちら

共有施設での感染対策をしっかりと避難所での

  • 換気

    避難所での集団生活は、感染症(かぜ、インフルエンザなど)が広がりやすいため、被災者の体温変化にも気を付けながら、必要に応じて換気を行い空気を入れ替えましょう。

    効果的な換気方法

  • 咳エチケット

    咳やくしゃみをするときは、しっかりと口と鼻を押さえて、周囲への飛沫の飛び散りを防ぎます。ボランティアは被災者と接するときは基本的にマスクを装着しましょう。(不安対応などコミュニケーションが必要な時はその限りではありません。)

    咳エチケット(動画・ポスター)

  • 手洗い・消毒

    食事の前、トイレの後、傷口に触る前・触れた後などは手洗いが必要です。
    水がある時は石けんと流水で行いますが、きれいな水の確保が難しい場合は、目に見える汚れをウェットティッシュなどで取り除いた後、アルコール擦式消毒薬を使用します。

    手洗い・消毒方法

災害支援へ出向く前の確認と準備の方へ

被災者にとって最大限のサポートとなるよう、
事前に知っておきたい感染対策の知識と身に付けておきたいスキルを紹介します。
多くの人と近くでコミュニケーションを取る中で知らず知らずのうちに、
感染症を広げてしまわないように、以下を確認しましょう。

感染症を持ち込まない

抵抗力が低下している方にとっては脅威となるような弱い病原微生物が、体内に存在していたり、手指に付着していることがあります。
また、ボランティア活動の中で、病原微生物の運び屋(媒介)となってしまうこともあります。いつもより慎重になって、手指衛生、咳エチケットなどの感染対策に取り組みましょう。
ボランティアの方も、慣れない場所で体調を崩してしまう可能性もあります。少しでも体調の変化を感じたら休憩し、被災者や、それらに関わる物資に触れないようにしましょう。
被災地に出向く前に麻疹・風疹、破傷風など必要に応じてワクチン接種をすることも、自分や被災者を守るための行動です。

食中毒に注意する

ノロウイルスや食中毒原因菌による感染性胃腸炎(嘔吐、下痢)の集団発生に繋がらないよう、炊き出しの際は注意してください。
食品だけでなく、食材の準備~調理~配布・配膳、全ての工程において感染が広がる可能性がいくつもあります。集団感染を起こさないためにも、しっかりと対策をしましょう。

  • 原則1つけない(きれいな手で食品に触れる/調理器具はきれいに洗浄・使い分け)
  • 原則2増やさない(保存温度管理)
  • 原則3やっつける(しっかり加熱)
被災者の介助、サポートはきれいな手で。必要な時は手袋を着用。

様々なボランティア活動の中で忙しく、また手を洗う場所も少ない場合、目に見える汚れや、細菌・ウイルスなどの目に見えない汚れが付着している可能性があります。被災者の方に触れる時は、きれいな手を意識しましょう。
また、血液・体液・排泄物の処理をする場合は、感染の可能性有無に関わらず、防護具を着用し、処理後すぐに廃棄してください。(この考え方は「標準予防策」と呼びます)
自身が怪我をした時、怪我をした人のケアをする時にも感染リスクがあるため、注意が必要です。

清掃、消毒は正しく丁寧に。

血液・吐物・汚泥などの汚れがある場合は、手袋・ガウン・ゴーグル・長靴などを着用し、身を守って清掃・洗浄・消毒作業を行います。

支援物資の内容や必要量、
物資拠点の選定、
輸送方法についてお考えの方へ

個人による支援物資の輸送については、交通渋滞による救命活動等の妨げになる場合もあります。
支援団体を活用するなど、事前によく調べて行動しましょう。

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