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災害時の避難所における衛生管理

【季節】
春, 夏, 秋, 冬
災害時の避難所における衛生管理

避難所内では、感染症の集団発生防止に注意が必要です。

内履き(スリッパ、靴下など)と外履きを区別し、生活区域へは土足で入らないようにするなど日常で当たり前にしていることが大切になりますが、感染予防には、適切な手指衛生が最も重要とされています。手指衛生が必要なタイミングや設置場所を知っておきましょう。

※「手指衛生」とは、手指をきれいにすることです。流水と石けんで手を洗うことと、アルコール手指消毒薬などで手指消毒することをいいます。

避難所で推奨される手指衛生環境 (※)

  • 感染対策の基本である手洗いをすべての職員、ボランティア、避難者が励行する。
  • アルコール手指消毒薬もしくは可能であれば流水と石けんを用いた手洗いを励行する。
  • 糞便などで目に見える汚れが手に付いた際には、可能な限り流水と石けんを用いた手洗いを励行する。
  • 手を拭く際はタオルの共用はせず、個人用タオルかペーパータオルを用いる。
  • 定期的に手指衛生の励行を啓発する。

⇒適切な手洗いと消毒についてはこちら

避難所でのお手洗いの衛生管理 (※)

iStock-134572705.jpg

  • 基本的な清潔を保つために、定期的に居住区域およびトイレの清掃を行う。
  • トイレを清掃する際は、マスクと使い捨ての手袋、汚染度に応じて使い捨てのエプロンを着用し、次亜塩素酸ナトリウム(トイレハイターなど)を用いて、 トイレ周りを中心に清掃する。
  • トイレ清掃を行った際は、その都度マスクと手袋は廃棄し、流水と石けんを用いて手を洗う。手に便や汚物が着いて流水と石けんが利用できない場合、アルコール手指消毒薬をしみ込ませたティッシュなどで良く拭きとる。
  • 手袋を着けたまま他の作業はしない。作業終了後に廃棄する場合には、自分の手を汚染しないように、注意して外す。
  • オムツは専用の容器に廃棄し、手指衛生を励行する。

※ 参考:一般社団法人日本感染症学会「避難所における感染対策マニュアル」

手指衛生のタイミング

iStock-831360418.jpgのサムネイル画像

  • 食事前
  • 未調理の食材に触れた後(特に生肉・鶏肉・魚)
  • トイレに行った後
  • オムツを替えた後や、トイレ後のこどものおしりを拭いた後
  • 病人の世話の前後
  • 創傷の手当の前後
  • 鼻をかんだ後、咳やくしゃみをした後
  • 動物や動物ごみ(糞や抜け毛など)を取り扱った後
  • ごみを取り扱った後

このような手指消毒を行う場所には、アルコール手指消毒薬を設置しておきましょう。

⇒日常でも正しいタイミングで手指消毒ができているかのチェックシートはこちら

避難所での啓発活動

手指衛生のタイミングについて、ポスターを作成いたしました。ダウンロードしていただき、避難所内の各所に掲示いただき、適切な手指衛生にお役立てください。

Adobe_PDF_file_icon_24x24.png手洗い・アルコール消毒するタイミング (避難所用)

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災害時に必要と考えられる消毒薬の適切な使用法について

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手指
■丸石製品名:ウエルパス®フォーム・ウエルリード®・ウエルセプト®・ウエルフォーム®
■使用できる消毒・除菌範囲
 手指の消毒 (製品により表現は異なります)
※使用方法・注意事項はPDFをご覧ください。


手指
■丸石製品名:グリンス®αフォーム
■使用できる消毒・除菌範囲
 皮膚の清浄・殺菌・消毒
※使用方法・注意事項はPDFをご覧ください。


皮膚
■丸石製品名:グリンス®α
■使用できる消毒・除菌範囲
 皮膚の清浄・殺菌・消毒、体臭・汗臭を防ぐ
※使用方法・注意事項はPDFをご覧ください。



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■丸石製品名:次亜塩素酸Naフォーム
■使用できる消毒・除菌範囲
 医療施設等の環境表面・器具・物品(トイレの手すりや便座、床等)の除菌・洗浄
※使用方法・注意事項はPDFをご覧ください。


■丸石製品名:ウエルセプト®高頻度接触面消毒用
■使用できる消毒・除菌範囲
 家具・器具・物品等の消毒、室内・便所・浴室の消毒、医療機器の消毒
※使用方法・注意事項はPDFをご覧ください。


■丸石製品名
:マイクロジッド®プレミアムワイプ
■使用できる除菌範囲
●テーブル、ベッド柵、ドアノブ、合成皮革ソファー、手すりなどの高頻度接触面
●非侵襲性医療機器の表面
●モニター、タブレット、スマートフォン、キーボード
●車椅子、血圧計、採血台、点滴台
●手術台、処置台、無影灯
※使用方法・注意事項はPDFをご覧ください。

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