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またもややってきた新型コロナウイルス:ニンバス株の特徴と家庭でできる感染症対策

【症状】
吐き気・嘔吐 , 咳・喉の痛み , 息苦しい , 発熱・悪寒 , 肺炎 , 腹痛・下痢 , 頭痛がする , 鼻水・鼻づまり
【季節】
春, 夏, 秋, 冬
【感染症名】
新型コロナウイルス感染症
またもややってきた新型コロナウイルス:ニンバス株の特徴と家庭でできる感染症対策

いま話題の「ニンバス株」とは?

2025年夏、ニュースなどで「ニンバス株」という言葉をよく見かけませんか?
これは、現在国内外で増えている新型コロナウイルス(COVID-19)の変異株(NB.1.8.1系)の通称です。

世界保健機関(WHO)はこの系統を5月末に「注目すべき変異株(VUM)」に指定し、広がり方や免疫への影響を調べています。
特徴はのどの強い痛みや発熱など、上気道症状が目立つこと。特に喉の痛みは「カミソリを飲み込んだような強烈な喉の痛み」と言われることもあるぐらいです。ただし、重症化しやすいという確定情報はありません。
多くは数日で回復しますが、乳幼児や基礎疾患のある方は注意が必要です。



新型コロナの基本情報と感染症分類

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2による急性呼吸器感染症です。
日本では2023年5月8日から「5類感染症」に位置づけられ、季節性インフルエンザと同じ枠組みで対応しています。
症状は発熱、のどの痛み、咳、鼻水、倦怠感、頭痛、下痢など。以前より嗅覚・味覚障害は少なめです。
重症化リスクが高いのは高齢者、乳幼児、基礎疾患や妊娠のある方。また、感染後に症状が長引くなどのロングCOVIDとも呼ばれる「罹患後症状」にも注意が必要です。

「新型コロナウィルス感染症」についてはこちら



流行状況(2025年夏)

2025年夏は、学校や園の行事、旅行、帰省などで人の移動が増え、外来や救急での発熱受診がやや増加しています。
現在はニンバス株(NB.1.8.1)が主流になりつつあり、2020〜2022年のような大規模流行はありませんが、地域ごとに「小さな流行を繰り返す」のが最近の特徴です。
厚生労働省が発表した2025年第33週(8月11日~8月17日まで)の全国約3,000の医療機関から報告された感染者数は1医療機関あたり6.3人で、昨年の10.3人よりは低い数値となっていますが、9週連続で増加しており、報告総数は22,288人と2万人を超えています。

ただし、2025年4月7日以降は、急性呼吸器感染症サーベイランス開始による定点医療機関の設置基準変更に伴い定点数が変更されているため、一概には比べられません。

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なお、広島県は、新型コロナウイルスの感染者の増加で医療機関が逼迫(ひっぱく)する恐れがあるとして、21日に県独自に設けた注意報を出しています。

各自治体から出されている情報もご確認ください。

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感染経路と感染症対策の基本

  • 飛沫・エアロゾル感染:近距離での会話や換気不足の室内で吸い込む
  • 接触感染:鼻やのどの分泌物が手や物に付着し、目・鼻・口に触れることで感染
  • 潜伏期間は2〜5日程度で、発症前後が最も感染しやすいとされています。



家庭でできる新型コロナ予防法

1. 手指衛生が最優先

 ・石けんと流水で「10秒もみ洗い+15秒すすぎ」。手の甲・指先・親指・手首までしっかりと

 ・外出先ではアルコール消毒薬を十分量使いましょう

 ・手が汚れているときは必ず石けんと流水で汚れを落としてから消毒を

2. 換気で空気を入れ替える

 ・暑いので閉め切って冷房をつけて換気が悪くなっています。窓を2か所開けて空気の流れを作りましょう

 ・サーキュレーターや換気扇も活用を

3.マスクの適切な使い方

 ・義務はありませんが、混雑・近距離で会話する場面、医療機関受診時、症状があるときには着用しましょう

 ・子どもは無理のない範囲で

4. 咳エチケット

 ・咳やくしゃみはマスク越しに袖口で

 ・ティッシュはすぐ捨て、手指消毒

 ・なお、鼻をかんだ後や痰をティッシュで処理した後は、手指にウイルスや細菌が付着している可能性があります。必ず手洗いまたは手指消毒を行いましょう

5.家庭内の清掃・消毒

 ・普段の掃除+有効な界面活性剤が含まれる「家庭用洗剤」で清拭水拭きで十分

 ・ドアノブやスイッチなどはアルコールまたは0.05%次亜塩素酸ナトリウムで拭き取り

 ・食器や衣類は通常の洗剤でOK。タオルは共用せず、ペーパータオル推奨

6. 体調不良時は無理しない

 ・厚生労働省は、発症日を0日目として5日間は外出を控えることを推奨しています。発熱やのどの痛みがあるときは登園・登校・出勤を控えましょう

 ・息苦しさ、ぐったり、水分がとれない、顔色不良、けいれんなどは救急受診の目安

7.ワクチン接種

 ・重症化を防ぐ効果が期待できますが、接種部位の痛みや発熱、アレルギーが出ることも

 ・「予防接種を受けるタイミングと注意」についてはこちら

子どもは回復が早いことが多いですが、脱水や呼吸のしんどさに注意が必要です。



喉が痛くて水分が取れないと、この暑さでは熱中症になりかねません。
「いつもと違う」と感じたら、迷わず医療機関に相談してください。
手洗い・換気・場面に応じたマスクというシンプルな基本を、無理のない範囲で続けていきましょう。



関連情報

  • WHO:新型コロナ変異株情報

https://www.who.int/activities/tracking-SARS-CoV-2-variants

  • 厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

  • 厚生労働省:新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00402.html

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