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被災地での感染対策

【症状】
咳・喉の痛み , 消化器症状 , 発熱・悪寒 , 筋肉痛 , 頭痛がする , 鼻水・鼻づまり
【季節】
春, 夏, 秋, 冬
【感染症名】
インフルエンザ , ノロウイルス , 新型コロナウイルス感染症 , 破傷風
被災地での感染対策

2024年は新年の始まりと共に悲しいニュースが続きました。能登半島地震の発生に伴い現在も避難所に身を寄せている人がいます。災害時の避難所での集団生活では感染症が広がる可能性があり、実際にノロウイルスが疑われる報告が相次いでいます。今回は避難所などでの感染状況やボランティアで被災地に行かれる方の感染対策などについてご紹介します。

能登半島地震の発生に伴い設置された避難所などの感染状況

避難所では高齢者や子どもを含め、多くの人が密集した集団生活をしており、感染症が発生したときに拡大するおそれがあります。
実際に、厚生労働省によると、能登半島地震の発生に伴い設置された避難所や高齢者施設においては、ノロウイルス感染症が疑われる報告が相次いでいます。ノロウイルスの主な症状は吐き気、嘔吐、下痢です。食品だけでなく、感染者の嘔吐物や便にも大量に含まれているため、二次感染を起こしやすいのも特徴です。また、石川県によると、能登半島地震の発生に伴い設置された避難所で診察された患者数は、1月14日時点で、急性呼吸器感染症164人、消化器系感染症27人と報告されています。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの呼吸器感染症は飛沫感染が主な感染経路です。感染拡大に備えて、咳エチケットやマスクの着用、手指衛生、換気、トイレの衛生管理などの周知徹底が重要になります。

詳しくはこちら
厚生労働省
令和6年能登半島地震にかかる感染症予防対策等について
(https://www.mhlw.go.jp/content/001186590.pdf)
令和6年能登半島地震における避難所や高齢者施設等でのノロウイルス感染症対策について
(https://www.mhlw.go.jp/content/001187343.pdf)

石川県
第22回災害対策本部員会議
(https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/documents/0115kaigisiryou.pdf)
感染対策コンシェルジュ 
災害時の避難所における衛生管理についてはこちら
ノロウイルスについてはこちら
インフルエンザについてはこちら
新型コロナウイルス感染症についてはこちら

避難所における手指衛生のポスターをご用意していますので、適切な手指衛生にお役立てください。

手指衛生のタイミング.png

「手指衛生のタイミング」はこちら
「水がない場合には、手指消毒用アルコール製剤で手を清潔にしよう!」はこちら

ボランティアで被災地に行かれる方の感染対策

被災地では、汚水・汚泥・土ほこりを原因とした感染症や避難所での密集した集団生活による感染症が流行することが懸念されます。ボランティアに行かれるときは、ご自身が感染症にかからないこと、被災地に感染症を持ち込まないことに注意しましょう。

●被災地への出発前

・ご自身の体調が悪い場合はボランティアの延期を検討し、体調が完全に回復してから現地に向かいましょう。
・ワクチンで予防できる感染症は母子手帳で接種歴を確認し、望ましいと考えられるワクチンについては、可能な限り出発前に接種してから現地に向かいましょう。
ワクチンの優先順位として、高◎、中○、低△で示されています。
◎ 麻疹・風疹混合ワクチン(2回の接種記録がない場合)
○ 破傷風トキソイドワクチン
※(がれき撤去時など)創傷を負う可能性がある作業に従事する場合には接種を強く推奨
※特に50歳以上では免疫を持っている人が少ないので接種を推奨
※50歳未満で、子どものときに破傷風のワクチンの接種を受けている方は、過去10年以内に接種を受けていなければ、1回の追加接種を推奨
○ A型肝炎ワクチン(特に60歳未満では免疫保有者が少なく、接種を推奨)
△ 水痘・おたふくかぜワクチン(これまでにかかったことがなくワクチンを受けていない場合には、接種を検討) 

国立感染症研究所では、令和6年能登半島地震による石川県における被害・感染症に関するリスクアセスメント表(2024年1月5日現在)がまとめられています。麻疹や水痘は空気感染が主な感染経路なので、避難所のような密集した場所では感染が拡大しやすいです。風疹やおたふくかぜは、全国的に報告数は少ないですが、避難所で感染者が出ると感染拡大の可能性があります。A型肝炎はリスクアセスメント表に記載はありませんが、便にウイルスが含まれますので、トイレの衛生管理の徹底が難しい避難所では感染拡大の可能性があります。

令和6年能登半島地震による石川県における被害・感染症に関するリスクアセスメント表(2024年1月5日現在)(国立感染症研究所)https://www.niid.go.jp/niid/images/disasters/noto2024/noto20240107.pdfを編集して作成

●被災地での活動中
・被災地での健康管理はご自身で十分注意しましょう。
・体調が悪いときはボランティアセンターあるいはそのチームのリーダー、健康管理者などに告げて、第一線を離れましょう。ご自身のためのみではなく、被災された方々に感染を拡大させないために重要です。
・マスク着用などの咳エチケット、飲食前、トイレ後の手指衛生など、可能な限りの感染対策を心がけましょう。被災地ではマスクや消毒剤が不足していることも考えられますので、必要な枚数のマスクや消毒剤を持って行きましょう。
・被災した家屋を片付ける際は、下記の資料を参考に感染対策を行いましょう。また、丈夫な手袋や底の厚い靴、ゴーグル、マスクなども持って行きましょう。

被災した家屋での感染対策についてはこちら

被災地・避難所でボランティアを計画されている皆様の感染症予防について(令和元年10月)(国立感染症研究所)https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/9158-r1-typhoon19-2.html)を編集して作成


関連情報

厚生労働省
令和6年能登半島地震にかかる感染症予防対策等について
(https://www.mhlw.go.jp/content/001186590.pdf)
令和6年能登半島地震に伴い設置された避難所での食中毒対策について
(https://www.mhlw.go.jp/content/001186612.pdf)
令和6年能登半島地震における避難所や高齢者施設等でのノロウイルス感染症対策について

(https://www.mhlw.go.jp/content/001187343.pdf)
被災した家屋での感染症対策
(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00341.html)
国立感染症研究所
被災地・避難所でボランティアを計画されている皆様の感染症予防について(令和元年10月)
(https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/9158-r1-typhoon19-2.html)
令和6年能登半島地震による石川県における被害・感染症に関するリスクアセスメント表(2024年1月5日現在)
(https://www.niid.go.jp/niid/images/disasters/noto2024/noto20240107.pdf)
A型肝炎とは
(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/320-hepatitis-a-intro.html#:~:text=A%E5%9E%8B%E8%82%9D%E7%82%8E%E3%81%AFA,%E3%81%AF%E6%BF%80%E6%B8%9B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82)
石川県
第22回災害対策本部員会議
(https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/documents/0115kaigisiryou.pdf)

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