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一般ご家庭・学校向け

家庭での感染対策~自宅療養中や自宅待機中の皆さまへ~

【症状】
咳・喉の痛み , 発熱・悪寒
【季節】
春, 夏, 秋, 冬
【感染症名】
新型コロナウイルス感染症
家庭での感染対策~自宅療養中や自宅待機中の皆さまへ~

学校や保育園での感染が広がっており、子供が感染者や濃厚接触者になるケースが増えています。

家族が感染して家庭に持ち帰ることで、家庭で感染が拡大する事例も見られます。

高齢者や基礎疾患がある人と同居している場合は、家庭で感染することで重症化することも考えられます。

今回は自宅療養中や自宅待機中の家庭での感染対策についてご紹介します。

家庭での感染対策

家族が陽性者や濃厚接触者になった場合は、家庭で二次感染が起こらないようにしましょう。

<患者管理>

患者専用の個室を用意するなど同居者同士の接触を避けましょう。個室が確保できない場合は、同室内の全員がマスクを着用し、十分な換気を行いましょう。

→換気についてはこちら(新型コロナウイルスの消毒・除菌を正しく行うために②<空気中のウイルス対策)

→「マスクの使用方法」について詳細はこちら

患者の行動範囲は最小限とし、患者と接する人は十分な距離を保ちましょう(1m以上)。

<入浴>

患者は家族の中で最後に入りましょう。

<身の回りのもの>

タオルや食器などの共用は避けましょう。

<消毒>

石けんと流水による手洗いやアルコール手指消毒を心がけましょう。

→「手洗いの方法」について詳細はこちら

テーブルやドアノブなどのよく手が触れるものの表面は消毒用エタノールなどで清拭しましょう。 

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濃厚接触者

「濃厚接触者とは?」
患者が感染を拡げる可能性のある期間※に患者と接触した以下の方は、「濃厚接触者」に該当します。

●患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内内等を含む)があった者
●適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
●患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
●その他: 手で触れることの出来る距離(目安として 1 メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と 15 分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)

※患者が感染を拡げる可能性のある期間
症状がある場合:発症2日前から退院又は療養解除の基準を満たすまでの期間
症状がない場合:陽性確定に係る検体採取日の2日前から退院又は療養解除の基準を満たすまでの期間

「濃厚接触者の待期期間短縮」
オミクロン株の感染急拡大を受け、厚生労働省は、科学的知見や専門家の意見を踏まえ、濃厚接触者の待機期間(健康観察期間)を、10日間から7日間に短縮しました。
ただし、10 日間を経過するまでは、体温を測定するなど健康状態を確認することは必要です。

新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2021年1月8日版)(国立感染症研究所)https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/COVID19-02-210108.pdfを編集して作成
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の感染急拡大が確認された場合の対応について」https://www.mhlw.go.jp/content/000892312.pdf


関連情報

厚生労働省

新型コロナウイルス感染症の感染急拡大が確認された場合の対応について

https://www.mhlw.go.jp/content/000892312.pdf

新型コロナウイルス感染症患者が自宅療養を行う場合の患者への フォローアップ及び自宅療養時の感染管理対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/000618528.pdf

国立感染症研究所

新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2021年1月8日版)

https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/COVID19-02-210108.pdf

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