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- 2021年9月30日緊急事態宣言・まん延防止等重点措置全国で全面解除
2021年9月30日緊急事態宣言・まん延防止等重点措置全国で全面解除
- 【症状】
- たんが多い , 咳・喉の痛み , 息苦しい , 発熱・悪寒 , 鼻水・鼻づまり
- 【季節】
- 春, 夏, 秋, 冬
- 【感染症名】
- 新型コロナウイルス感染症
2021年3月1日2回目の緊急事態宣言が解除されて間もなく変異株（デルタ株）による感染者の急増のため、4月5日より大阪府（大阪市）、兵庫県（神戸市など）にまん延防止等重点措置が適用され、4月25日には大阪府や東京都などに3回目の緊急事態が宣言されました。
その後全国の1日あたり新規感染者が急増し、8月には約2万5000人を超えるまで増加しました。しかし、その後は減少傾向が続き、最近では2000人を切るまでに減少してきました。
これに伴い、病床使用率などの医療提供体制が改善、ワクチンは1回接種は60％、2回接種は50%を超えるまで進捗※し、さらに重症患者数が減少傾向にあることなどから、9月30日に19都道府県の緊急事態宣言、8県のまん延防止等重点措置がすべて解除され、全国で全面解除になりました。
※10月現在、ワクチンは1回接種は70％、2回接種は60%を超えています。
規制の段階的緩和
全国で全面解除により、これまで制限されていた飲食店や旅行、イベント、通勤、学校などに再開の動きがあります。
しかし、これまでに感染者急増により、医療提供体制が崩壊寸前の状態まで悪化するのを経験してきました。この冬には第6波が懸念されています。
今後、日常生活の制限を段階的に緩和し、感染対策と日常生活の両立させるためには、基本的感染対策、ワクチン接種の推進、などが重要になってきます。
基本的感染対策
ワクチン接種の推進
医療供給体制の充実・強化
また、今回緊急事態宣言を解除された都道府県においては、感染の再拡大を防止するため規制を段階的に緩和する取り組みが求められています。感染状況がステージⅢ相当以上では、ステージⅡ相当に下がるまで必要な対策の継続が必要です。
必要な対策や期間は該当地区自治体のホームページなどでの確認が必要です。
⇒ステージについては「都道府県のステージ判断に係る指標及び目安（https://corona.go.jp/emergency/#status-medical-care）」
【緊急事態措置から除外された都道府県における取り組みのポイント】
●飲食店
・地域の状況を踏まえて時間短縮が要請され、段階的に緩和
・第三者認証の適用店は21時、適用店以外は20時までが基本
・カラオケ設備の利用は自粛
●カラオケ店
・利用者の密を避けるなど、感染対策を徹底
●飲食
・路上、公園などで集団飲酒の禁止
●外出
・都道府県からの要請に基づく
・混雑している場所・時間をさけて行動
・飲食店などに対する時短要請を踏まえた対応
●都道府県間の移動
・旅行、出張などの移動は基本的感染防止対策の徹底する
・ワクチン接種を完了してない場合は検査を受ける
●催し物、イベント
・5000人または収容定員の50％以内（上限10000人）のいずれか
●事業者
・在宅勤務（テレワーク）、休暇取得の促進により出勤者数7割削減
・在宅勤務の取り組まれていない企業はできるところから始める
⇒詳しくは「内閣官房 緊急事態宣言解除後の対応（https://corona.go.jp/emergency/）」
基本的な感染対策
①正しくマスクを着用しましょう
・鼻に隙間なくフィット
・できるだけ不織布マスクを着用
⇒「マスクの使用方法」についてはこちら
②こまめに手洗い・手指消毒をしましょう
・共用物に触った後、食事前後、公共交通機関利用後など
⇒「手洗いの方法」について詳細はこちら
②「三つの密」の徹底的に回避しましょう
・人と人との距離を十分に保つ
・会話の時間は短く、大声を避ける
・今まで以上に換気を行う
⇒詳しくは「内閣官房 感染拡大防止特設サイト（https://corona.go.jp/proposal/）」
関連情報
内閣官房
新型コロナウイルス感染対策
（https://corona.go.jp/）
新型コロナウイルス感染症緊急事態の終了（令和3年9月28日発出）
（https://corona.go.jp/news/pdf/kinkyujitaisengen_houkoku_20210928.pdf）
緊急事態宣言解除後の対応
（https://corona.go.jp/emergency/）
感染の再拡大防止特設サイト
（https://corona.go.jp/proposal/）
