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一般ご家庭・学校向け

新型コロナウイルス感染症について -冬に向けての感染対策-

【症状】
咳・喉の痛み , 発熱・悪寒
【季節】
【感染症名】
新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症について -冬に向けての感染対策-

11月ころから国内の新規感染者数が急速に増加し、8月の第2波のピークを越えて過去最高になっています。特に、北海道や首都圏、関西圏、中部圏を中心に顕著で、このまま感染者が増加すると医療体制に余裕がなくなり、社会経済活動にも大きく影響することが考えられます。このため、各地域では飲食店の休業や営業時間短縮の要請、不要不急の外出自粛要請などが出され、大阪府では医療非常事態宣言が発表されました。

このような状況の中で、新型コロナウイルス流行後はじめての冬が訪れようとしています。
冬は気温が低くなるだけでなく、忘年会やクリスマスなど仲間と会食を楽しんだり、お正月に帰省したり感染リスクが高まります。

感染症の流行と冬

新型コロナウイルス感染症の流行と季節との関係は明らかではありませんが、一般にインフルエンザや従来のコロナウイルスによる風邪は、気温が低下し、空気が乾燥する冬に流行がみられます。また、WHOは室温の低下は、呼吸器系疾患の罹患率上昇と関係しているとしています。

○温度と新型コロナウイルスの感染性について調べた報告では、4℃では2週間、22℃では1週間感染性が残っているとする報告があります。
「Stability of SARS-CoV-2 in different environment conditions.
A. W. H. Chin, et. al. Lancet Microbe, 2020, April 2, 2020.」
https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(20)30003-3/fulltext

○ 湿度と飛沫の飛散距離をコンピューターでシミュレーションした報告では、1.8m先の正面の人に到達する飛沫の割合は、湿度90%の場合飛沫の量の約2%であるのに対し、湿度30%の場合約6%も到達し、空気が乾燥している方が飛沫は遠くまで飛ぶ傾向があります。
理化学研究所 計算科学研究センター 室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策 課題責任者 理化学研究所/神戸大学 坪倉 誠(2020年10月13日 記者勉強会 発表資料)」
https://www.r-ccs.riken.jp/wp-content/uploads/2020/10/201013tsubokura.pdf

さらに感染の流行は、人の動きなど社会的な要因も大きく関わっています。特に冬は忘年会や新年会、クリスマスなど仲間と会食を楽しむ機会が増え、お正月には帰省や旅行、初詣にも出かけます。
よって、気温が低くなり、空気が乾燥し、さらに人の動きが大きくなる冬は、感染リスクが高くなることが考えられます。

冬に向けての感染対策

冬に向けての感染対策といっても、基本は、三つの密(密閉・密集・密接)の回避、手洗いやアルコールによる手指消毒、せきエチケットにより飛沫が飛散しないようにマスクを着用することです。
それに加えて、冬特有の感染リスクを下げる工夫をしましょう。
 ⇒「手洗いの方法」について詳細はこちら
 ⇒「マスクの使用方法」について詳細はこちら

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部屋の加湿と換気
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下して、感染しやすくなります。
部屋の温度と湿度は常時18℃以上かつ40%以上に維持することが望ましいとされています。
気温が低いときに一気に換気をすると気温が18℃を下回るため、常に窓を少し開けて連続的に外気を取り入れつつ、暖房器具によって18℃以上かつ 40%以上に維持するなどの工夫が必要です。
適度な湿度は50~60%です。加湿器などを上手に活用してください。
 ⇒「部屋の加湿」について詳細はこちら
 ⇒「加湿器」を使うときはこちら

環境の対策
空気が乾燥すると飛沫は遠くに飛び、環境汚染の範囲が広くなり、さらに、気温が低いと感染性が長期間残存します。よって、環境の対策は重要です。
 ⇒環境に付着した新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について詳しくはこちら

リモート飲み会
会って飲まないと楽しくないという方もいらっしゃいますが、感染しないためには人との接触機会を減らすことが最も効果的です。リモート飲み会は、遠くの人も参加できる、安くつく、終電を気にしなくてもいい、飲みすぎても安心などのいいこともたくさんあります。

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会食における感染対策
飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話などは、感染リスクが高まります。
適切な感染対策を行っているお店で、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」が必要です。



感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫

●飲酒をするのであれば、
①少人数・短時間で、②なるべく普段一緒にいる人と、③深酒・はしご酒などはひかえ、適度な酒量で。
●箸やコップは使い回わさず、一人ひとりで。
●座の配置は斜め向かいに。
(正面や真横はなるべく避ける)
(食事の際に、正面や真横に座った場合には感染したが、斜め向かいに座った場合には感染しなかった報告事例あり。)
●会話する時はなるべくマスク着用。
(フェイスシールド・マウスシールド※1はマスクに比べ効果が弱いことに留意が必要※2。)
●換気が適切になされているなどの工夫をしている、ガイドライン*を遵守したお店で。
●体調が悪い人は参加しない。

※1 フェイスシールドはもともとマスクと併用し眼からの飛沫感染防止のため、マウスシールドはこれまで一部産業界から使われてきたものである。
※2 新型コロナウイルス感染防止効果については、今後さらなるエビデンスの蓄積が必要。
❋飲食店関連のガイドライン⇒詳しくはこちらこちら

内閣官房 感染リスクが高まる「5つの場面」より引用 ⇒詳しくはこちら


関連情報
内閣官房
1)新型コロナウイルス感染症対策
https://corona.go.jp/
2)新型コロナウイルス感染症対策分科会 第17回資料 令和2年11月25日
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/corona17.pdf
厚生労働省
3)参考資料 冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気について 令和2年11月27日
https://www.mhlw.go.jp/content/000698866.pdf

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