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プールでうつる感染症

【症状】
発熱・悪寒 , 皮膚の炎症・水ぶくれ , 目やにが多い
【季節】
【感染症名】
アデノウイルス
プールでうつる感染症

プールの季節がやってきました。暑い日にプールに入ると気持ちがいいですね! でも、プールでうつる感染症はたくさんあるのです。
プールでは人と直接接触したり、プールの水が目、鼻、口に入ったりするので、それによって感染することがあります。また、タオル、浮き輪などを介して感染することも。 さらに、泳ぐと体力を消耗し、体が冷えて免疫力が低下するとますます感染しやすくなります。
ここでは、プールでうつる主な感染症と予防法を紹介します。

プールでうつる感染症

○咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜熱は、発熱、のどの痛み、目の充血などが主な症状で、アデノウイルスによる感染症です。プールでうつることから、プール熱とも呼ばれます。最近は温水プールで年中みられますが、プールが始まる6月頃から増え、夏に流行します。感染力が強く、直接接触、プールの水やタオルの共用などでうつります。

○流行角結膜炎(はやり目)

流行性角結膜炎は、目の充血、目やになどが主な症状で、アデノウイルスによる感染症です。年中みられますが夏に多くみられます。感染力が強く、プールの水やタオルの共用などでうつります。

○急性出血性結膜炎(アポロ病)

急性出血性結膜炎は、目の強い痛み、目の充血、白目部分の出血、目やに、角膜の混濁などが主な症状で、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスによる感染症です。1969年西アフリカ、ガーナで大流行した時期がアポロ11号の月面着陸とほぼ同時期であったためアポロ病と呼ばれました。日本では散発的に流行し、季節性はみられません。感染力が強く、プールの水やタオルの共用などでうつります。

○伝染性膿痂疹(とびひ)

伝染性膿痂疹は、かゆみのある水ほう(水ぶくれ)がみられ、掻いて破れると火事の飛び火のように広がっていくので「とびひ」とも呼ばれます。黄色ブドウ球菌が原因菌であることが多いですが、A群溶血性レンサ球菌でもおこります。虫刺さされなどをひっかいたりしてできた傷に菌がついて感染し、夏、乳幼児によくみられます。

○伝染性軟属腫(水いぼ)

伝染性軟属腫は、1-5㎜程度の小さな水ほう(いぼ)が、数個から数十個集まってできます。四肢や体幹などによくみられますが、全身どこにでもみられます。伝染性軟属腫ウイルスによる感染症で、皮膚と皮膚が直接接触することで感染します。


【予防法】

●プール遊びの前には、シャワーで汗や汚れを落としておきましょう。乳幼児では、お尻も忘れずに洗いましょう。

●プールに入る時は、できればゴーグルをつけてください。

●プールから出た後は、うがい、手洗い、目の周りの洗浄、シャワーをしっかり行いましょう。

●タオルや水泳帽、クシ・ブラシの共用は避けましょう。

●皮膚に傷や炎症のある方はプールは控えましょう。



参考

厚生労働省 「保育所における感染症対策ガイドライン」(2018年改訂版)

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000201596.pdf

財団法人 日本学校保健会 「学校における水泳プールの保健衛生管理」

https://www.gakkohoken.jp/book/ebook/ebook_H210080/data/128/src/128.pdf

公益財団法人 日本眼科医会 学校保健部 眼科学校保健 資料集 2016年5月 「プール後の洗眼とゴーグル使用についての見解」

https://www.gankaikai.or.jp/school-health/3da61df5c0c07a1365092b83670e9395.pdf

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