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"風しん"が流行しています!

【症状】
発しん , 発熱・悪寒
【感染症名】
風しん

関東地方で風しんが流行しています。

国立感染症研究所は28日、風疹患者累積報告数が今年に入り全国で計184人になったと発表しました。
千葉県および東京都からの報告が特に多く、埼玉県、神奈川県を合わせた4都県からの報告が全体の約70%になっています。また、愛知、福岡などからも報告されています。
この数は、2016・2017年を合計した年間累積報告数を超えており、1週間で数十人規模で患者が急増するのは、国内で大流行した2012~13年以来となります。
風しんの症状は、全身の発しん、発熱などですが、症状が出ない場合もあります。最大の問題は20週までの妊娠初期の女性が感染すると、先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれ、心疾患や難聴、白内障などの障害が出る恐れがあることです。
咳やくしゃみからの飛沫感染が主な感染経路ですが、タオルの共用などで感染することもあります。



ワクチンを受けましょう。

風しんは、風しん含有ワクチンを2回受けていれば予防できますが、患者は、予防接種の機会が少なかったために免疫のない30~40歳代の男性が多いです。
先天性風疹症候群の発生を防ぐには、妊婦への感染を防ぐことが重要です。ですが、妊娠中は風しん含有ワクチンを接種することはできず、接種した後は2か月間妊娠を避ける必要もあるため、女性は妊娠前に2回風しん含有ワクチンを受けておくこと、また、周囲の人々もワクチンを受けておくことが必要です。
特に、30~50代の男性で風しんにかかったことがなく、風しん含有ワクチンを受けていないか、接種歴が不明な方は、早めにワクチンを受けておきましょう。

→「風しんってどんな感染症?」風しんについての詳細はこちら

参考情報:国立感染症研究所ホームページ

首都圏における風疹急増に関する緊急情報(2018年)

(https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/8278-rubella1808.html)

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